40代女性は介護界において最適な年代のような気がします。
もちろん他の年代でも「向いているな」と思うこともありますが、経験からの思慮深さなのか判断力や対応力に安定性があり、仕事に対する責任感が強い方が多いようです。
しかし、介護業務には入浴介助や移乗など肉体労働が伴い、体力的に不安を感じ始める年代でもある40代女性にとって「このまま現場での介護を続けていくか、転職するか」悩みどころです。
人員の入れ替わりの激しいこの業界ですが、介護福祉士を取得し管理者レベルに昇進できれば収入も増加しますし、運営の一端を担うことになるため自ずと介護業務からは遠のくことになります。
また、5年の実務経験を積みケアマネージャーの資格を取得し、転職若しくは勤務する事業所での配置転換を願い出ることも可能です。
体力的な不安はあっても介護には携わっていきたいとお考えなら、この2択が代表的な選択だと言えるでしょう。
管理者は事業所の「顔」であり、営業的な業務を担います。
ケアマネージャーとの折衝や現場スタッフを総括し、書類作成などの事務仕事や介護報酬請求など、業務は多岐に渡ります。
利用者に対し必要な介護保険サービスの提案や調整、毎月の書類作成、利用者宅への定期訪問などを行うのですが、ケアマネージャーの作成すべき書類は全て「介護報酬請求の根拠」となるので怠慢は許されません。
どちらも肉体労働からは遠のきますが、その分責任は重くなり多忙を極めることは知っておきましょう。
しかしながら一般企業に就職したとしても、昇進に伴い責任が重くなってくるのは40代です。
40代の働く女性は、介護職であっても、その他の職種であっても、キャリアについての悩みが多いという点では同じです。
これらの悩みや解決方法などが記載されている【悩み多き40代】というサイトを見つけたので、読んでみると良いでしょう。